金魚はアクアリウムの中で最も親しまれており飼育しやすい観賞魚です。
お祭りでは金魚すくいの屋台が出ているほど長年愛されています。
今回の記事では子供の方でも簡単に飼育できるコツをご紹介していきます。
金魚の飼育方については「金魚すくいの金魚を長生きさせるには?寿命は15年!飼育方法を紹介!」を読んでくださいね。
Contents
子供でも簡単に真似できる!金魚のラクラク飼育法を紹介
金魚を飼育してすぐに金魚が死んでしまったという経験をお持ちの方もいると思います。
また金魚すくいの金魚は病気を持っていたり弱っていたりしているためしっかり見分けてすくうことがポイントです。
「水槽の水質チェックで魚が全滅する理由【熱心な初心者ほど失敗する】」の記事でも紹介しましたが、すぐに飼育する際に最も多い金魚を死なせてしまう原因をいくつかご紹介します。
金魚が自宅に来てから水槽を準備した
これは金魚だけではなく他の観賞魚にも言えることなのですが、立ち上げたばかりの水槽へすぐに入れてしまうと、死んでしまう魚が多いです。
魚にとって悪質な水質でまだ完全な魚が住むことができる環境ではないからです。
水道水には「カルキ」と言われる水を消毒する物質が入っており、この物質は魚にとってとても悪影響なためカルキ抜きという行程を行わなければなりません。
カルキ抜きを行う方法は簡単で市販で売られている「カルキ抜き」という液体を適量入れることによってカルキを抜き、魚にとって住みやすい水にすることができます。
カルキ抜きは一度購入すれば最低でも半年は再購入する心配はありませんのでランニングコストはあまりかかりません。
しかしカルキ抜きをしただけでは完全な水質とは言えません。
カルキ抜きをした後、濾過装置などを使用し魚が入っていない状態で1週間ほど期間を開けるという方法です。
この理由はろ過装置で水槽内にバクテリアを繁殖させより良い水質にすることができるからです。
少し手間はかかりますがやはり金魚も一つの命ですので必ずこの作業は怠らないでください。
金魚にストレスを与えてしまった
金魚は比較的、丈夫な魚ですがやはりストレスがかかってしまうと体に不調が出て最悪の場合、死んでしまいます。
主なストレス原因は「素手で触る」「ガラスを叩く」などの行為です。
小さなお子さんでは興味本位でこのような行為を行ってしまうことがあるため注意が必要です。
また素手で触ってしまうと人間の体温によって火傷をしてしまうことがあるため絶対に素手では触らないようにしてください。
万が一、何らかの理由で触らなければならない状況の時には冷たい水で手を冷やしてからにしてください。
水槽に入れてからすぐに餌をあげてしまった
水槽に入った金魚はその環境に慣れるまで2〜3日かかります。
それまでは落ち着きがないため、餌は与えないでください。
また餌は5分で食べきれる量を与えてください。
餌を与えすぎてしまうと水質が悪くしてしまったり食べ過ぎによる消化不良やエラ病という病気にかかってしまうことがあるため注意が必要です。
金魚飼育に最低限必要なもの
金魚の飼育はお手軽だと言われていますが、それでも持っておいたほうが、より金魚を上手に飼育できると言うものを紹介します。
水槽
飼育数にもよりますが一般的な和金型金魚の場合60㎝水槽でなら5匹まで混泳することが可能です。
あまり多すぎると酸素不足や狭さによるストレスを感じてしまうので注意が必要です。
また一般的な水槽の他にも「オーバーフロー水槽」という水槽も存在します。
オーバーフロー水槽とはメイン水槽の下にろ材を入れたサブ水槽を置き、大容量のろ材でろ過することができるため他のフィルターよりも格段にろ過能力が高くメンテナンス頻度が少くできるです。
しかしオーバーフロー水槽は初期費用が高く初心者の方には少し手が出しにくいと思いますので、アクアリウムに慣れてきてからの購入をオススメします。
https://aquarium-suisou.net/2018/08/31/suisou-mizukae-hindo/
フィルター
フィルターは「熱帯魚初心者におすすめの水槽用フィルターまとめ」を参考にしてくださいね。
最近流行りの投げ込み式フィルターとは水槽内にフィルター本体を入れろ過をしながらエアレーションもすることができる万能なフィルターです。
設置方法も簡単でコンセントに挿すだけで指導することができますのでアクアリウムを始めたばかりの初心者の方にもすぐに使用することができます。
またアクアリウムに慣れてきてより強力なろ過を求めるのであれば上部式フィルターは最適です。
初めて使用する際には少し組み立てが難しいですが説明書が付属しているため安心です。
設置方法は水槽の上に乗せるだけで簡単にろ過を行うことができます。
しかし上部式フィルターを使う際にはろ過した水が排出される水流をなるべく弱くしておかないと金魚にとって強い水流で泳ぎ続けることは疲れてしまいますので注意が必要です。
エアレーション
エアレーションとは水槽内で酸素を発生させるもので、観賞魚を飼育する際には絶対に必要になってきます。
他にもエアレーションは酸素を送るだけではなく水温の上昇を抑えたり、飼育水の腐敗を防ぐ効果などがあります。
特に夏場には活躍してくれる必須アイテムです。
エアレーションはモーターを使用するため騒音などが心配になりますが最近では全く音が気にならず価格も安いエアレーションも販売されているため購入をオススメします。
「水槽にエアレーションは必要?金魚・熱帯魚への効果まとめ」の記事では、意外なエアレーションの役割を紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね!
子供でも簡単に飼育できるオススメ金魚
金魚には大きく「和金型」「リュウキン型」「らんちゅう型」の3つの種類に分けられます。
それぞれ形や性格などが全く異なりとても奥が深いものです。
その3種類から私がオススメする飼育しやすく癒してくれる金魚を紹介していきます。
朱文金
朱文金は和金型の金魚で体に鮮やかなシマシマな模様をしており長い尾を持っているとても綺麗な金魚です。
また和金型金魚は泳ぐことが得意なため長い尾をなびかせて泳いでいる姿は本当に美しく何時間でも見ていることができます。
最大全長は30㎝ほどと大きくなるため最終的には60㎝以上の水槽で飼育することが良いです。
水質や温度変化にも強く丈夫なため金魚飼育を始めたい方には朱文金からの飼育をオススメします。
(国産金魚) 金魚セット(コメット+朱文金 各1匹) 本州・四国限定[生体]キャリコ琉金
キャリコとは日本語に直すとまだら模様と意味でカラフルな色の金魚です。
体が円形に近く頭が丸いため見ていてとても可愛らしくついつい見惚れてしまいます。
しかし体が丸いため泳ぐことが得意ではありませんので強い水流のフィルターの使用は絶対にいけません。
また、和金型と混泳させてしまうと餌を食べられ自分が食べることができなかったり泳ぐことが苦手で和金型にちょっかいをかけられてストレスを与えてしまう恐れがあるからです。
上級者向けですね。
金魚 キャリコ(キャリコ琉金)【こだわりの生体をお届けします 名生園】らんちゅう
らんちゅうは金魚の王樣と呼ばれるほど他の金魚よりも迫力があり、マニアにとってはたまらない金魚です。
らんちゅうは背びれが無くずんぐりむっくりとした体型をしており、頭にはコブのような脂肪がついており特徴的な見た目をしております。
大きさは20㎝ほどになりますがそれより大きくしたい場合は、1日に3回ほど餌を与えれば成長速度も速くなります。
水槽はなるべく高さが低いものが好ましく、水深が低いことでらんちゅうが綺麗な体勢で泳ぐことができるためストレスを与えてしまうこともありません。
またらんちゅうは屋内だけでは無く屋外でも飼育することができますので家の事情で室内に置くことができない方でも安心して飼育することができます。
☆国産金魚☆ 宇野系らんちゅう 1匹 約5~5,5cm (生体0517-1)https://aquarium-suisou.net/2018/09/21/goldfish-recommended/
子供でも簡単に真似できる!金魚のラクラク飼育法を紹介のまとめ
金魚はアクアリウムを始めてみたい方や小さなお子さんでも簡単に始めることができます。
また金魚は温度変化にも強いため玄関などの場所でも飼育することができるため飼育スペースは他の観賞魚よりも多いです。
最近では金魚初心者セットとして「水槽」「投げ込み式フィルター」「カルキ抜き」が付属している商品が販売されていますので1つ1つ設備を購入することが億劫な人でも簡単に金魚飼育を始めることができます。
今回挙げた金魚の他にもまだまだたくさんの種類が存在しその数は100以上いますので自分の好みの金魚が必ず見つけることができますのでぜひ調べてみてはいかがでしょうか。
金魚飼育を通して小さなお子さんには飼育することの大変さや命の大切さを学ぶことができますので金魚飼育を始めてみてはいかがでしょうか。
https://aquarium-suisou.net/2018/09/26/chatched-goldfish-recovering/


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