熱帯魚飼育法

水槽の水温が高くなった時に下げる3つの方法!水温と病気の関係は?

水槽でお魚を飼育するとき、水温の管理はとても大切です。

水槽の水が臭かったり、病気が発生したりする原因は水温にあるかもしれません。
特に夏場の水温は高くなりやすく、対策を立てて水温を下げる必要があります。

ここでは、水槽の水温が高くなっているときにどのように対策すればよいかについて紹介します。

この記事でわかること
  • 水槽の水温を下げる方法
  • 高水温によるトラブル事例と対策法
  • 水温調整と病気防止の関係

水槽の水温を下げる方法

では早速、水槽の水温を下げる方法を紹介します。

水温が高くなると、水槽内の環境バランスが崩壊します。
その状態で放置するとお魚が死んでしまうので、対策を立てるのは必須です。

お魚によって最適な水温が違うので、自分のお魚に合った環境づくりを目指しましょう。

水槽の水温を下げる3つの方法
  • 冷却ファンで水槽の水温を下げる
  • 水槽用クーラーで水槽の水温を下げる
  • 室内エアコンで水槽の水温を下げる

冷却ファンで水槽の水温を下げる

水槽の上部に扇風機を付けて、表面の水を蒸発させます。
水が蒸発するときに気化熱が発生するので、それによって水温を下げようというものです。

冷却ファンのメリット
  • コストが安い
  • 設置方法や管理が直感的でわかりやすい
  • 設置条件が少なくどの水槽にも使いやすい

冷却ファンはコストの安さが最も優れています。
冷却ファンを1か月フルに稼働させたとしても電気代は約200円です。
冷却ファン本体の値段も2000円ほどで、コストを抑えて水槽の管理をしたい方にはおすすめの方法です。

冷却ファンのデメリット
  • 周囲の環境によって効果にバラつきがでる
  • 動作音が出る
  • 水槽の水が減る

冷却ファンは水の自然蒸発を促進するので、周囲の環境の湿度や温度に大きく影響を受けます。
特に雨の日などは蒸発しにくく、思ったような効果を得られない場合もあります。

また、水槽の水が蒸発することで水位が下がってきます。
こまめに足し水をするなど管理をしましょう。

水槽用クーラーで水槽の水温を下げる

水槽用クーラーは水温を下げるための機械で、その効果はお墨付きです。
特に海水魚水槽で多く用いられています。

循環ポンプや外部フィルターの排水部にクーラーを設置して、出てくる水を冷やしてから水槽へ戻していく方法です。
その際に温度設定をすることができるので、水温を適切な温度へ調節することができます。

水槽用クーラーのメリット
  • 安定して水温を維持できる
  • 十分な冷却能力がある
  • 静かなものが多い

水槽の大きさに合わせて水槽用クーラーを選ぶことで、安定して水槽の温度を管理することができます。

水槽用クーラーのデメリット
  • コストがやや高い
  • 設定・配置がやや複雑
  • クーラーのための場所を確保する必要あり

水槽用クーラーは本体価格が約10000円と、やや高めです。
さらにクーラーの設置の場所が必要で水槽周りの環境を整える必要があります。

室内エアコンで水槽の水温を下げる

室内クーラーを利用して水温を下げることもできます。
水槽にエアレーションは必要?金魚・熱帯魚への効果まとめ」でも紹介しましたが、エアレーションによって水面と空気がよく混ざります。

これによって室内の空気の温度が低いほど水温を下げることができるのです。

室内クーラーのメリット
  • 普段のクーラーをそのまま利用できる
  • 追加コストがかからない
  • 水温冷却効果が安定する

普段使うエアコンをそのまま利用するので、追加コストはかかりません。
エアレーションを付けると、より効果が高まります。

室内クーラーのデメリット
  • ランニングコストが高い
  • 寒い

エアコンを常時つけっぱなしにするのは費用がかかります。
特に、外出中のお昼間にも付ける必要があると考えると、1日の消費コストは大きいですね。

あと、寒いです。
クーラー嫌いな人にとってはおすすめできない方法です。

水温が上がると起こるトラブル

水温が上がると水槽の様々な部分でトラブルが生じます。

高温は生体に悪影響なだけではなく、水槽を支える機会にも悪影響です。

次は、水温が高くなって起こるトラブルとその対処法を紹介します。

水槽の濾過機能が悪化する

水槽の中には環境バクテリアが住み着いていて、有害な有機物を分解してくれています。

水温が高くなると、バクテリアの活性が弱くなります。
バクテリアは弱い生物なので、水温が高くなりすぎるとどんどん死んでいきます。

バクテリアが死ぬと有機物を分解できなくなり、水槽に蓄積していきます。
それによって有害な亜硝酸塩が蓄積し、お魚が死んでしまいます。
また、バクテリアの死骸は有害な物質を生み出すこともアリ、注意が必要です。

対処法

水替えを行い、水槽冷却の対策法を実践する。水替え後にはバクテリアの繁殖を促すためにエアレーションをすると効果的。

水槽の水が腐敗する

水温が高くなると環境バクテリアは死滅しますが、かわりに違うバクテリアが繁殖します。
バクテリアは種類によって最適水温が異なるため、環境バクテリアは住めない温度に好んで住むバクテリアがいます。

この多くは腐敗菌です。
水の臭いにおいがするとき、水が腐っていたり食べ残しや糞が腐敗菌によって腐っている可能性が高いです。

対処法

水替えと共に水槽の底にたまったごみや泥を捨てる。水替え後はエアレーションによって環境バクテリアの活性を高めると良い。

水中酸素濃度の低下

中学校の理科で習いますが、気体は低温高圧で液体に溶けます。
コーラもぬるくなると炭酸が抜けますよね。

同じように、水温が高い状態ではいくらエアレーションをしても酸素が水煮溶けてくれません。
その結果酸欠を起こしたり、嫌気性細菌が活性化して有害物質が生産されたりします。

対処法

水槽冷却の対策法を実践する。エアレーションの数を一時的に増やして酸素の供給、水の循環を高める。

高水温が水草に与える影響

水温が高くなると水草は腐ってしまいます。
腐らずとも成長が鈍り、そのまま状態が悪くなるものもあります。

さらに環境バクテリアが少なくなっている高温状態ではふさった水草を分解してくれる生物がいないため、有害物質の蓄積につながります。

対処法

状態の悪い水草はすぐに水槽から取り出す。生きているものは別水槽で再生を試みる。水槽には冷却処置を施す。

高水温の原因となる器具のトラブル

最も多いのは、蛍光灯のトラブルです。

蛍光灯をつけっぱなしにしていると、予想以上に熱くなるし水温も上がります。

熱くなった蛍光灯に水しぶきがかかって温度変化による亀裂が入ったり、最悪放電することもあります。
夏場の蛍光灯放置には十分気を付けましょう。

対処法

蛍光灯はこまめに消すこと。水しぶきを抑えるフタを置いたり、クーラーで水槽周囲に熱がこもらないようにする。

水替え時の水温が高いときにおこるトラブル

酸素不足同様に、水温が高いと水道水に含まれている塩素の含有量も低下します。
塩素はお魚に害なので無いほうが良いと思われがちですが、水道管内での雑菌の繁殖を抑える効果があります。

塩素が不足して雑菌が生えた水道水をそのまま水槽へ入れると、お魚の病気の原因になります。

対処法

水道水の温度が高いと感じたら、十分に煮沸して殺菌と塩素除去を行う。水槽に水を加えるときは十分に冷ましてから入れること。

水温管理と病気発生の関係

ここまで紹介したように、水温が上がると水槽内の様々な環境が崩壊します。

水温は水槽内の環境を支える重要な要素であると同時に、病気にも深く関係しています。

特に冬場は水温が下がる傾向にありますが、この時期は白点病が流行ることでも有名です。
白点病の細菌は低い温度での環境を好むため、水温が高い状態ではあまり発生しません。

したがって、白点病の予防には水温を28℃以上に設定することが推奨されています。

温度管理は水槽管理の重要なテクニックです。
みなさんも水槽の環境変化をよく見てお魚が健康に生活できる工夫をしてみましょう!

ABOUT ME
yuki
yuki
アクアリウム歴3年。ネオンテトラの群れの美しさに心を惹かれて、熱帯魚飼育を志す。
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